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2/15 水鐘の都

ぼーっと考え事して歩いていたら、奇抜な看板に顔面を思いっきりぶつけてしまった。
取り繕う間もなく、あれよあれよという間に目撃者A通行人、目撃者B店で働く少年がその場に出揃い、俺は気恥ずかしさと気まずさの法廷に立つことに。

しかし、棚からぼたもち?あの看板の隠された逸話を耳にする。あれには驚いた!
彼の叔母さんが言うに、あの看板には何かよからぬものが封じ込められているのだとか。それは如何なるもの? 結構、いや、かなり気になって仕方がないな。
もし本当にその後、彼の報告が届くなら俺は聖夜前の子供になるだろう。

閑話休題。
それに纏わる話にもなったのだが……本当に魔術の類を扱う者(いわゆる封印を解く可能性のある鍵)を遠ざけるためにピンポイントで頭をぶつけよ!という呪いがかかかっているのか。それぐらいにあの看板の形といい位置といい巧みとしか言い様がなく、今のところ証言確保済みの事例は二つある。俺と、ルオリオ。彼なんて三針の怪我まで負ったのだ。(俺の場合、綺麗に真正面からぶつかったので免れた。)なかなか冴えている少年だ。目の輝きも違う。彼の今後、呪いの真相も気になることだし、ちょくちょくあの店は覗いてみよう。

さて、後は…そう、節操なしのラピス。通行人A。
食欲魔人かと思っていたのに違ったよ、残念だ。しかし、初対面の相手にすぐああいった言葉が出るのだから節操なしには違いない。冗談にしたって、それをあっさり言えるぐらいには相応の中身が詰まっているだろうからね。それと、俺と(きっと彼も)君をハゲさせたいわけでは決してないのだが…頭皮のダメージは君が思うより深刻なのだ。
ラピスの頭皮よ、無事であれ!

はて、話は戻るが。まさか、あの呪い?は徐々に、もしくは唐突に力を奪うような二段トラップではないだろうな。頭をぶつけた頃はまだ魔術が使えたと言っていたし……なわけないか。
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