hetare

平成21年2月13日（金）

朝はすっげぇ眠かった。
何故かと言ァ、夜に居るはずの猫が何処にも居ねぇときたら、探すしかねぇだろ。深夜2時だったが。
結局、コタツに潜り込んでたんだけどな……いつ、俺の部屋から出た？締め切ってンのに…忍者か、お前は。で、見つけたはいいがよく分からんがマジ切れ、唸るわ、俺の手を引っかくわ、まぁ、いつもの事っつーのが何とも言えねぇ。　
ヒットアンドウェイよろしく猛スピードでコタツから飛び出して、階段に駆け上がって勝手に帰った。この帰り方もいつもの事。野良猫生活がある奴なんで、しゃーねぇのかもな。

髭の生えてン場所、猫の上唇（と、いうらしい。）がぷっくりしている奴は警戒心強い証なんだってな。すげぇぷっくりしてます。あいつ、ポンデライオンみてェ。
だが、別に俺は嫌われてっていうわけでもなく…飯はやってねぇけど、一番なつかれてる。その後、俺の脇腹にひっついて就寝。ニャァニャァとゴロゴロ言いながら、離れん。体を前足で揉まれた。それやってもそこから乳は出ねぇぞ。
そうこうあった夜が明けりゃ、俺の足下をべったりとくっつき廻っていくんで危ない。おいおい、ンなにくっついてるとけっ飛ばすぞ。こうしていると、俺は犬と暮らしているのか猫と暮らしてんのかイマイチ分からん。

で、いつも通りの時刻にいつもと変わらんまま出勤。連日、会議だ何だと外に出回ってたンですげぇ溜まった書類整理をひたすらやって終わった。分厚いわ、修正箇所大量にあるわ。アホみたいなミスがあまりにも多いンで、同僚のヒトと「全員して馬鹿ばっかりか！」と叫んだ。なんでだろう…前もこれ言った気がすンだよ、とにかく修正箇所にテープを貼って奴らの手元に突っ返す。

で、気づいたら辺りも暗くなって……同僚のヒトが帰り際に今日は13日の金曜日だと言って去った。「今日はすごく嫌な感じがするので帰るね☆　頑張れ！」って、裏切り者！
俺等の仕事場は霊道ってのが綺麗に通ってンでわりと“出る”。あまり霊感のない俺でも、ゾッとする日と何ともない日があるぐれぇで…今日は寒気が止まらない、時々、変な女の声が聞こえたが空耳に違いねぇよ。おう、そうだよな。

恐怖の仕事場から脱し、家に帰ったら……サラダと野菜のホイル蒸しが食卓を飾っていた。俺の家は、材料宅配サービスで成り立ってンだが……これ、どっちも野菜じゃね？ていうか、野菜しかなくね？味の違いしかないだろ？生と蒸したの違いしかねぇよな？
それってどうよ、しかし、これが一定料金のしわ寄せって奴か。

ま、今飯を食い終わって…パソコンの前に居るわけだが。アァ？愛の告白だぁ？
誰だよ、んな事いってンのはよ。詩夏？あー、しゃーねぇな。
いいか、一度しか言わねぇからな。



【P：ちょーか嬢は、スーパー一等賞！（小学生的表現）
　　　最近ご無沙汰ですが…また遊んでくださいまし！】