明日、買うもの、新しいインク。
先ほどの日記を書き終えるという大業に助力を惜しまずに尽くしてくれた彼(インク瓶)の命は、終戦と共に燃え尽き…いや、消し消え…掠れ消え、消し飛ぶ。うん?
まぁ、いっか。
インクの寿命が尽きた事で言葉遊びに悩んだくらい、全くもってどうでもいい話だが、俺の歪みとも捻れとも言える部分が生じたのはいつだったか思い出した。
最近、これが猛威を振るい、多方面(といっても正しくは2,3人で…いや、そのうちは一匹。)に影響を来している。困った話だ。しかし、こうやって暇さえあれば「言葉遊び」を探すあたり、俺は今と昔を混同しているのか? しっかりしてくれ。
…
…
祖父が死んでからだ。
祖父という「盾」を失った俺は、自分を守るために殻なり仮面が必要だった。
俺は「俺」のまま生きるには打たれ弱く、あっというまに身を守る盾を作り上げた。
自前のそれはひどく歪んでいたのだが、気づくのが些か遅すぎて。
今や、仮面や殻には「ベネディクト」という肉がついてしまい、もう離れない。
無理に引きはがそうとすると痛いんだ。
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