hetare 12/20　旧市街の廃屋にて

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2025-09-11

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12/20　旧市街の廃屋にて

今更だが、気づいた事がある。ここ最近そればっかりだ。俺はすっかり呆け老人？
寿命はないのに不変ではない。それが顕著に表れているじゃないか…不便だ。

で、何に気がついたか。それを此処で告白――…しようと筆をとったが、やめた。
俺だけが気にしているようで、空しい…いや、何とも言えない、違う、なんだ。面白くない、これも違う。恥ずかしい？うん…これか？そう、恐らく恥ずかしい。だからやめる。

そうそう、といっても別にその恥ずかしい事と関係があるわけでもないけれど。
彼の誕生日と俺の誕生日にクリスマスというイベントを全て混ぜて集まる事になったよ。トリプルだ。しかし、当日…ケーキや七面鳥などといった料理は勿論、此方が用意するのだが、酒はリュシュがしてくれるんだとか。下戸なのに、お酒を飲むつもりらしい。大丈夫か？
だが、それを止めない俺もまたきっと駄目なんだ。でも、やっぱり止めない。駄目だな。
　
とりあえず、先ほど彼の自宅の扉にメモを挟んできた。
どうなるかな…。

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