忍者ブログ

hetare

夢幻領域にて活動しているPC・PLサイト

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

屋敷

アナトの屋敷は人間より人外が多いのが現状。訪問者もまたしかり。
出来損ない、奇形、異常者――…周りとは根本的に違う「何か」を持つもの。
差別・偏見・迫害といった色のない世界で生まれ育つのが大半だと思われます。
受け入れてくれるものより、受け入れてくれぬものの方が多い世界。

普通に考えて、ただつらい世界だと思います。

聖職者は救いを代弁するもの。代行するもの。
彼女はヒト殺しではありますが、人殺しではありません。
ヒト殺しは罪ではありませんが、人殺しは罪になるからです。

まるで、一人殺せば殺人、百人殺せば英雄だ。
ヒトを殺せば喜びの笑顔、人を殺せば罵倒と恐怖の眼がある。
苦しむ者に、悩める者に、手をさしのべ導くヒトであるべき。
それが、もっとも苦しむ者に手をさしのべずに何をするのか。

「人を助ける人より、ヒトを助ける人が不足している世界ですから。」

ただ単に興味がそそられるのもあるんでしょうが、一時でも休める場所を提供しようと思ったのかもしれません。偏見も差別も迫害もない場所。
同じ世界に生まれたけれど相容れぬ壁が生まれたイキモノたち。


人間もある意味バケモノなんだな、と思う時がある。
あるMMOでイベントがありました。フィールド上の特殊なモンスターを倒すと「助けてくれ!バケモノに殺される!!」と叫びます。逃げまどい、ただ叫びます。

モンスターが人間の村をおそっている姿。よくみかけます。RPGで。
ダンジョンは彼らの住処。そこに潜って、戦う冒険者もさして変わらない。
人間がモンスターの村(ダンジョン)を襲っている。

どちらが先にしかけたのか、きっと誰も覚えていないような。
強者は別として、いわゆる一般人といわれる人間もモンスターも
互いに互いを恐れているんじゃなかろうか。

バケモノは怖いね

人間は怖いね。

こわいこわい

PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Trackback

この記事にトラックバックする

Copyright © hetare : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]