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hetare

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4/30 自宅

(寝台の上、腕の中で眠るそれを起こさぬようにゆっくりと書きつづる。)

酒場の蝶ことアレルヤ。
何気なく相談してみたら、彼女は「自分で考えなさい。」とだけ。
答えが分からないから聞いているんです、シークシャー・グル(先生)!

そも、答えを導き出す式を俺は知らない。
手元に教科書はなく、教鞭を振るう人も教卓に居らず。
ただ白紙の紙が目の前にある。


誰しもが誰かに、像、立ち位置、役目を求める。
それは無意識のうちであったり、もしくは意識的に。

彼女は俺に何を見ていた?俺は彼女に何を見ていた?
彼は俺に何を求めていた?俺は彼に何を求めていた?
俺は何を重ねていた?俺は何に重ねられていた?

答えはミミックの口の中。無理に開こうとすれば(しなくたって)牙を剥く。
実はパンドラの箱? こればかりは、開けてみないと分からない。


俺の腕の中で眠る悪魔めいた(俺が使うには些か違和感が拭えない表現。)幸福については、立て板に水、言い淀む事なんて何も無いのになぁ。そして、これは間違いなくミミックでもパンドラでもなく、宝箱。
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